金賢姫元工作員 来月日本招請へ 中井担当相、韓国側と詰めの協議(産経新聞)

 金賢姫元北朝鮮工作員の5月中の日本招請に向け、中井洽(ひろし)拉致問題担当相が今月下旬に訪韓を計画するなど、韓国側との詰めの協議をしていることが15日、分かった。関係者が明らかにした。金元工作員の来日をめぐり、日本側はすでに外交ルートを通じて韓国側に協力を要請。韓国側は協力的な姿勢を示しているとされる。

 中井氏の訪韓に先立ち、外務、警察両省庁は近く、担当官を現地に派遣するなど連絡体制を強化し、実務者間での調整作業に入る方針。

 中井氏は拉致問題の解決へ向け、日韓が連携して取り組む姿勢を内外に示すため、日米韓などの市民団体が今月25日からソウルで開く「北朝鮮自由週間」の関連行事に出席する方向で調整している。金元工作員の来日をめぐる韓国側との協議はこの滞在期間中に実施されるとみられる。

 金元工作員は昨年3月、拉致被害者の田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄、飯塚繁雄さん(71)と韓国で面会。その後、日本政府関係者と面会した際、横田めぐみさん=同(13)=と北朝鮮で「会ったことがある」と証言している。

 韓国政府内には当初、南北関係への配慮から「(来日は)難しい」との見解があった。しかし、日本との信頼関係を重視する李(イ)明(ミヨン)博(バク)大統領が「(拉致という)人権問題と南北関係は別」との立場を示しており、韓国政府は協力姿勢に傾いているとみられる。

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